【防府市での遺品整理事例】
[作業時間 60分]
1.依頼理由
今回のご依頼はご家族からで、ご両親が住まわれていた住宅の整理をご希望されていました。対象は主に和ダンス、レンジ台、食器棚といった大型家具、収納棚に保管されていた布団や衣類などの布製品です。
2.和ダンスの回収
作業に着手する前に、内容物を一つひとつ丁寧に確認しました。仕分けを行い、写真や手紙などの思い出の品は依頼者様に確認いただいたうえで保管対象とし、その他はリユース・処分に振り分けました。ダンス自体は非常に重く、搬出経路となる廊下の幅は限られており、ドア枠も狭いため、解体搬出を選択しました。引き出しをすべて取り外し、本体の上下を分離して2人作業で運搬。解体時には木ねじや釘が使われていたため、養生シートと工具を用いて安全に分解。壁や床にキズをつけないよう細心の注意を払いながら移動しました。
3.レンジ台・食器棚の回収
レンジ台は電源コードが劣化しており、搬出前に安全確認を徹底しました。食器棚は上下分割式で、ガラス部分を破損しないように取り外して運び出しました。また、布団や衣類は湿気やカビが見られたため、分別してリサイクル可能なものと一般廃棄物に分類しました。
回収したもの
- 食器棚
- 和ダンス
- レンジ台
- 布製品


まとめ
家具類の運び出しは、通路の幅やドアサイズに制限があるため、解体作業と養生処理を並行して実施し、重量のある和ダンスは部品ごとに取り外し、安全第一で搬出しました。レンジ台には古い電源コードがついたままでしたが、通電確認後に撤去。床面には長年の設置による跡やホコリが残っていたため、清掃も併せて行い、引き渡し時にはスッキリとした状態になりました。